コラボレーション

 「お互いのそれぞれの詩を受けて返詩をする」という形のコラボレーションを行いました。
 親記事にある詩が元の詩でレスにある詩が返詩した詩です。

 風 SNOW
 リテス 言霊のしっぽ
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「I love you.」
彼女は、ボロボロだった

何がって?

体も、心も、ボロボロで、充電が必要だったみたいで

ソファーに座っている、僕のところへ、寝っころがって来た

「なぐさめて」

彼女は、ポロポロと、涙を流していた

「また、いじめられた、私って、本当に、ゴミみたい」

僕は、口を開いて

リズムを刻む

子守歌を歌った

「フフっ、へたくそ」

彼女は、ホロリと、笑うと、眠りについた

クウクウと、寝息を立てていた

子供も、みたいだな

僕は、そっと、彼女の頭をなでた

ある日、僕は、

人ごみのなかで

彼女をみつけた

彼女は、ボロボロだった

何かが欠けていて、

それで、見捨てることが、できなかった

でも、

気がついたら、何かが欠けていたのは、

僕の方だった

僕は、そっと、彼女にキスをした

僕の一番欲しかった感情を、彼女はくれた

“愛してるよ”
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□[1]リテス [HP]

あなたの少し硬いけど大きな手のひらが私の傷跡を撫でてくれた

あなたから伝わる体温が私を温かい安らぎをくれた

あなたの音程の少しズレた子守歌が私にあなたのいる夢をくれた

寄り添って生きて

触れ合って眠って

あなたの夢を視て

あなたと一緒に愛を育てて

あなたは

私の愛の居場所をくれた人


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