日記・小説板
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山嵜
小説//狩れども狩られども
はじめまして、やまざきと申します。

不定期に、暇をみつけてかきこむと思います。
03/25 04:16
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▼[1]山嵜
 アザミはその朝、体の節々に痛みを感じながらの寝覚めの悪い1日の始め方をした。
 その原因は昨晩のこと、ガーグァの引く荷車での移動中、巨躯を駆るモンスターに襲われたせいだ。

 私は荷台から山の斜面へと投げ出され、したたかに全身を打ち付けて、結果的には先に回り込んだガーグァの荷台に拾われてユクモ村にたどりついたのだが……。

 ベッドの上、アザミの傍らで丸くなっている赤虎のアイルーが暇そうにあくびを漏らした。

「まったく、就任早々からこれじゃあ、先が思いやられるニャー」
「あんなやばげなのいるなんて聞いてないわよ……」
「まあ、村長もびっくりしてたし、イレギュラーな事態はつきものニャ。そんなに気を落とさニャいで」

 ぽんぽんと肩を叩く猫の言葉に、アザミは気の抜けた表情を見せる。

「ありがと、ちょっとだけ元気になったよ」
「よかったよかったニャー……フニャッ?!」

 肉球を押されて喘いだアイルーの反応に笑顔を浮かべて、アザミは起きた直後より少しだけましな気分で借家を出た。
03/25 08:38
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