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来栖先輩、820
【体験談】
投稿者/優輝

『カムちゃん?ホンマに優輝の面倒見てくれておおきにな。』『僕も世話になってるんで構いません。』『あとな、優輝のコレやんな?卒業するまで離しよらんけど、もう少し夢見させてやってや。』『あ…は、はい…解りました。』先輩が真っ赤になっていた。

先輩、さっきから何黙ってるんっすか?『い…いや、何て言うか…。』兄貴が言ってた件っすね?先輩にも1回生の時話したと思いますが、その時から僕達が付き合ってる事知ってますよ。『ええ〜っ?アレ、マジなはなしだったのか?単なる冗談かと思ってたよ。凄え、今になって恥ずかしいんだけど…!』勢いでね?先輩のエッチは凄い上手いんだって、話した事もあったよ。でもね、兄貴にそういうプライベートな事まで言わなくていい…って叱られました。『オマエなぁ…。』ごめんなさい!『済んだ事は良いけど、お兄さんの顔見れないぞ。』大丈夫ですよ…兄貴はカラッとしてるから、変なふうには見ませんからドシッと構えて居ればいいっすよ。

『12時前になっちゃったな!昼食だけど、白馬に着いてからで構わないか?』先輩の好きなようにすればいいっすよ。僕は先輩と居るだけで幸せだから、食い気より今一瞬を大切にしたいんです。『俺、そんなに良い男じゃないぞ。もっと良い男はたくさん居ると思うんだけど…。山に居るアイツらの方がイケてるぞ。』先輩の言う通り、山の先輩達は何処からどう見ても、イケメンですね?だけどね…来栖先輩はイケてるだけじゃなく、内面的にもカッコ良いよ。『一応有り難がっておくよ。』常日頃から、俺は世界一男前だって思うようにしてよ。カッコ良くなかったらさ!毎年毎年、バレンタインチョコがダンボール一杯になる位来ないでしょ?『ハイハイ!解りました。』ハイは1回だけで良いんだよ!『了解!』

ペンションに到着したのは午後2時前だった。『お兄さん、遅くなって申し訳ありませんでした。』『謝らんかてええ…暖かいもん淹れるよって、好きなとこ座っとりぃ。』『カムちゃん、ケーキでも食わへんか?』『昼食べてきましたんで、コーヒーがあればいいっすよ。』『試作品のショコラ、1回食べてくれへんか?』

兄貴?お客さん居らへんやん。『雪有らへんから、しゃあないわ!!天気予報やと、明日19日昼過ぎから大雪になるみたいやな。明後日20日から全面滑走になるわ。』『予約はどうなってるんですか?』『20日にアーリーチェックがあるわ。』


03/13 13:51 TS3Y[]

【コメント/感想】

[1]ヒカル
関西弁いいなあ。
03/16 16:16 PC[]

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