男と男の体験談目撃談友情小説③
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来栖先輩、822
【体験談】
投稿者/優輝
あれから、仕事…仕事…仕事と多忙な日が続いたんだ。それなりに楽しい時間も有ったし、充実した毎日だったっけ？
漸く、一段落した日…。
１月６日(月)
今日は朝早くから、来栖先輩に連れられて諏訪市内まで買物に出掛けていた。残った先輩達は、陽湖さんと共にゲレンデに飛び出していた。
『連れ出しちゃって悪かったな。』ホント、悪いっすね…ってのは冗談ですけど、来栖先輩が買物しないといけないんですか？『優真さんには世話になってるだろ!?バイト代頂くんだから、適当じゃ嫌なんだよ。』先輩らしいね。『それにさ！山に隠ってばかりだし、偶には下界を見たくなっただけだよ。』一理あるけど、ゆっくり出来るのって多分今日が最後になるんだよ。『わがまま言ってゴメン!!』
謝らなくてもいい…そのお陰で、先輩と２人だけになれたんだから感謝しないとさ。『そう言ってくれると助かるよ。優輝もスキーしたかったんじゃねえ!?折角の休日を邪魔したみたいで、ホント申し訳ないと思ってるんだ。』又くだらない遠慮してるんだね。そういうのは無しにして欲しいし、もっと偉そうにして欲しいっすよ。『責めるんだな？』優しいのは凄く嬉しいけど、俺について来いっていう原田先輩みたいなワイルドさも欲しいなぁ。『頼りなくて悪い！』頼りなくはないし、先輩は僕に優しくし過ぎるんだよ。『じゃ、優しくしない！』意味不明！
12時ちょっと過ぎに買い揃えた。『終わったな！昼飯食って帰るとしようか。』寄り道したいんですが付き合って下さいよ。『遊びほうけるのは嫌だからな。』優等生だね。安曇野ICで高速下りるんだよね？『最寄りだからな。』ビーナスではないけど、山側の国道だと思いますが…。『アンビエントの道だろ!?』そこを白馬方面に走行していると、右側に牧場があるんだよ。『そんな場所にあったっけ？』兄貴がこっちの方に来た時、大概立ち寄ってるからさ。『そうなんだ？』牧場の牛乳買って帰ろうと思うんですよ。『気が利くんだな。名称は解ってんの？』
【ｺﾒﾝﾄ/感想】
[1]ヒカル
若いんだからがっつり働こうね。
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