男と男の体験談目撃談友情小説③
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来栖先輩、835
【体験談】
投稿者/優輝
『ホッペつねったって一緒だぜ!!夢じゃねえんだからな！』原田先輩が自慢気に笑っていた。『フリーズしてんじゃねえよ！トランス状態ってやつか!!』平岡先輩まで居てるけど…訳解らないよ。『お～い！覚醒しろよ～！』いつもの如く、来栖先輩がクスクス笑っていた。『カムが呼んでも、動かねえぞぉ!?カム…何とかしろよ。』来栖先輩が僕の側にやって来て、口唇を重ねたみたいだった…意識が遠退いていったみたい。『白雪姫じゃねえぞ！』誰…？
『オイ！オ～イ、優輝…解るかぁ～!!』来栖先輩の声が聞こえてる。『何なんだ！気絶するかぁ…普通！』平岡先輩が焦ってるみたい。『普通に迎えた方が良かったんじゃねえの？』どうして？何故みんな揃ってるんですか？卒業旅行じゃなかったの？声にならない…心で聞いていた。
意識もうろう…。
原田先輩っすね？『大丈夫かよ!!』みんな居るみたいだね!?『今、卒業旅行の途中なんだよ。』原田先輩？『そうだ！』先輩達がどうして!?『計画したんだよ…バードも来る筈だったんだ。野暮用で参加出来なかったけど、俺達３人だけでもってさ！』凝ってますね。『次は俺が説明するよ！』『ヒラ！ここからがイイとこなんだぜ!!』『俺も言わせろよ!!海外も良いんだけどさ！３年間だったけど、優輝には世話になったじゃん！サプライズしようとみんなで考えたんだよ。』僕の為に？わざわざ…申し訳ないって感じっすよ。
『次は俺の番だぞ!!優輝は意外に感が鋭いから、バレないように心掛けたんだよ。』忙しくしてたから、邪魔しないように遠慮してたのに…。『悪かったよ…練習してたんだって？』先輩達を解放しようと考えてました。『解放!?』そう！同性愛っての？ヤッパリ、先輩達に悪いっすもん。『勝手な事言うなよ!!これからも、俺と付き合いたいんだろ？』一緒に居たいけど、学生時代の思い出として…。『俺の事嫌いになったんじゃね？』地球が滅んだって、先輩とは繋がれてたいっす！『大袈裟なんだよ！』ヒラは意地悪だから、搾り取ってやるからね。『呼び捨てかよ！怖い怖い!!』頑張って溜めて下さいね。
『あのさぁ…仲の良いのは構わないんだけど、俺達を放っておくなよ。』平岡先輩が戸惑ってる様子だった。『悪いなぁ…ヒラ!!ついつい…俺達の世界に浸かっちゃったよ。』『しょうがねえけど、今は現実逃避するなよな。』ヤキモチっていうやつっすか？『知らねえよ！』僕達は席につく事になった。
【ｺﾒﾝﾄ/感想】
[1]ヒカル
臨場感たっぷりだね。
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