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カムイ(よし、とりあえずはなんとかなりそうだ…) カムイはネピアのほうを向く。 眼が合ったのを確認し、視線をグスドのほうへ。 ネピア(わかったわ!) ネピアは頷くと倒れているグスドの所へ走った。 カムイはなるべく雷狼竜を離そうと、わざと少しずつ後退する。 カムイの思惑通り、うまく引き離すことに成功。 ネピア「グスドさん!しっかりして!」 声に指先がピクっと反応した。 意識を取り戻したグスドが口を開く。 グスド「ぐッ…ど、どうなった!?」 ネピア「落ち着いて!今カムイが雷狼竜の気を引いてるところです。歩けますか!?」 グスド「雷狼竜だと!?そ、そうか…俺は奴の攻撃で気を…」 ネピア「一旦、体勢を整えましょう」 グスド「わかった。その前に…」 グスドはポーチの中に手を入れ何かを探す。抜いた手には丸い玉が握られている。 グスド「これだッ!カムイィ―――!!!」 突然の声に反応し、雷狼竜がグスドのほうを振り向く。
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