事情聴取前科

警察に捕まった出来事

経緯は簡単に言うと以前働いていた会社へ休日の日にドライブがてら立ち寄りました
ふと見ると一階のトイレの窓の鍵が開いていました
無用心と思いながらも窓を開けて覗き込みました

そしたらセンサーが反応し警備員が駆けつけ警察に通報され現場では証拠として私が窓を指差して顔、全身写真を撮られました
あれよあれよと事が進み腑に落ちない出来事でした

その後、不法侵入として紺色のワンボックスのパトカーに乗せられ両脇を刑事に挟まれ警察署に連行され取り調べ室で事情聴取を受けました

連行されるその間、前を走っている車の後部座席に座っていた子供がじっと私の事を見ていました
純粋な瞳が辛かったです

窓に鉄格子が付いた狭く暗く冷たい雰囲気の取調室ではいろいろありとあらゆる事を聞かれました

生い立ちから子供時代、交遊関係、男性経験、経験人数を聞かれ
「付き合った人はいない」
と言ったら
「なぜその年で付き合ったことないんだ」
「自慰はいつから始めたのか?」
「今まで何をしてきたのか?」
「自分の生き方に対して何も感じる事がないのか?」
「体も痩せ細り髪もボサボサだな」
などとデリケートな部分や外見を問われ侮辱された気分でした

警察は一般常識とかけ離れた人間は要注意人物として見るのだと思いました

そのほか現在に至るまでの生き方や思想まで心に土足のままズカズカと入り容赦なく聞かれました

とある殺人事件の容疑者としても疑われました

拘束時間は覚えてないほどの数時間に及び
便箋十枚以上の聴取を取られ
両手10本の指の指紋
靴底の型取りを録られ屈辱の一時でした
一生警察のデータベースに残るのでしょう

その時思いました
この先何かあれば
「私は真っ先に疑われる」
「この世にはいらない不要な不良品なんだ」
と痛感しました

泣きたかったですが涙が出ませんでした
というよりは人前で涙は見せたくなかったのです
なぜなら私は既に心を頑なに閉ざしていたからです
両親には勿論、心を踏みにじる赤の他人の刑事になど心を開くはずがありません

国家権力は信用していません
警察は私の敵です
検察、司法、政治
一切信用していません
弱者なんか守らない
既得権益に支配された偽りの正義だと認識しています

この件で私は人生について全く更に自信を失いました

つたない文章を最後まで読んでくださり感謝します


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